『第2回 ウェアラブルEXPO』レポート 「ウェアラブルでより健康で快適な生活を提供する」グンゼ株式会社

  • 2016/1/22
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2016/01/22
ブースの画像

肌着、靴下などの衣料メーカーとして知られるグンゼ株式会社ですが、実はタッチパネルなどの電子部品や食品包装用フィルムなども製造しています。今回は繊維・衣料技術、そして電子回路設計技術を融合させた「衣料型ウェアラブル」と、それを活かしたサービスを組み合わせたソリューションを出展していました。

同社の経営戦略部 経営戦略室 事業開発グループ グループ長 永井 義之さんに、製品・ソリューションの特長と今後の展開についてお話を伺いました。

新規顧客価値の創造と「ここちよさ」の提供! 画像

お話しを伺った、永井 義之さん(左)

「当社ではCFA(クロスファンクシャナルアプローチ)と銘打って、社内に持つ異なる技術を組み合わせ、新たな価値を創造しようという活動を行っています。この「衣料型」ウェアエアブルもその一環で進められたプロジェクトです。社内のアパレルの技術、そしてタッチパネルなどで培ってきた電子回路設計技術を組み合わせ、『快適性』をキーワードにさまざまなソリューションに取り組んでいます」

「例えば、先日プレスリリースを出したNECさんとの共同プロジェクトは、当社が開発した機能性インナーウェアにNECさんの小型ウェアラブル端末を接続し、スマホ経由でクラウド環境にデータを送信し蓄積。そのデータを活かして健康管理などに活用することを想定したシステムです。
このウェアは当社の導電性繊維を使って姿勢センサーや配線が織り込まれており、姿勢や心拍、心電、体温などのデータが取得できます。もちろん『快適性』も確保しており、通気性が良い素材で長時間の着用でも着心地がよく、洗濯もできます」

ウシブル 画像

「また、牛の酷暑対策ウェアラブルシステム『ウシブル』は、特殊な素材で作った牛用のウェアに水を浸透させて、その気化熱でウシの体温を下げるシステムです。ここにも導電性ニット線材を編みこんで、ウェアの濡れ具合を検知し、床に滴り落ちない適量の水を注水するためのコントロールに使っています」

機能性インナーウェア 画像

「まずはBtoB市場を狙っていきたいと考えています。グループ会社にスポーツクラブを運営している会社があるので、そこで体幹トレーニングのプログラムなどに活かしていきます。女性の間では、正しい姿勢が美しく見えると話題になっていますし、男性では肩こり予防や、姿勢を正す運動をするだけで健康になるので、まずはそういうところで活用していきたいと考えています。その先に、ストレスチェックなどの従業員の健康管理へ活用することも考えていきたいと思います。

そのために大切なのは、データの蓄積と分析だと考えています。よりたくさんの生体データを蓄積して、それを分析し、健康効果の高い姿勢や運動を研究し、それをサービスや新たな快適性の高い衣料の開発へフィードバックしていくことを考えています。そのためにはいろいろなパートナーとの連携も重要だと考えています」

単に生体情報を取るだけでなく、快適性の高いウェア作りにも目配せするのは、さすが衣料メーカーだと感じました。着心地よく健康にも役立つ衣料作り。近い将来、衣料がどう変わっていくのかが楽しみになりました。


グンゼ株式会社
ウェブサイトURL:http://www.gunze.co.jp/


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