【スマートフォン&モバイルEXPO 春】イヤホンが寝過ごし防止アイテムに! キングジム

  • 2016/5/24
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2016/05/24

信頼感抜群の書類ファイルやラベルライター「テプラ」で知られるキングジム。折りたたみPC「ポータブック」などが展示された同社のブースは、多くの来場者を集めていた。その中でブース来場者の多くが足を止めるアイテムがあった。

キングジムのブース

キングジムのブース

耳に振動を与えて寝過ごしを防ぐイヤホン

それが「めざましイヤホン」だ。

時刻を指定する「アラーム」と、何分後に作動させるかを指定する「タイマー」の機能を搭載。指定した時刻になるとイヤホンが振動してユーザーに知らせて寝過ごしなどを防ぐ。

ダイナミック型イヤホンの内部にコインモーターを内蔵することで、イヤホンを振動させる仕組みだ。振動の強さは「弱」「中」「強」の3段階で調節できる。

めざましイヤホン

めざましイヤホン

「同僚と飲みに行った帰りの電車で、つい寝入ってしまい、乗り過ごすことがしばしばあって、なんとかならないかと考えたのが始まり」と、開発者である開発本部 商品開発部 開発二課の渡部純平氏は説明する。

キングジム 開発本部 商品開発部 開発二課の渡部純平氏

キングジム 開発本部 商品開発部 開発二課の渡部純平氏

最初は、個人的にスマホのアラーム機能を使おうとした。ところが仕様上、マナーモードにしていてもアラームが鳴ってしまう。「これでは使えない」と渡部氏は思ったという。

調べてみると、同じことで困っている人が意外にも多いこともわかった。

そこで、「首からさげるバイブレーターもあるが、ちょっと大げさだし恥ずかしい。しかし、イヤホンなら誰でもしているし、目立たない。だったらイヤホンをアラームにしてしたらどうだろうか?」(渡辺氏)という発想が生まれたという。

最初は社内で「これで本当に目が覚めるのか?」という意見が多かった。しかし、試作をしてみると使い勝手のよさが評価指され、本格的に開発がスタートしたという。

開発では左右のモーター出力や振動の仕方でバランスをとるのに苦労したという。

開発では左右のモーター出力や振動の仕方でバランスをとるのに苦労したという。

製品化にあたっては左右のモーターの出力にばらつきや振動の違いでバランスをとるのに苦労したという。イヤホンも「いろいろなイヤホンを試して、いいイヤホンを参考に、音作りにも注力した」(渡部氏)。高級タイプほどではないが、一般的なオーディ―用イヤホンと遜色ない程度の音質は確保しているという。

キングジムというと「ユニークな製品を出すメーカー」というイメージがある。具体的には文字入力に特化した「ポメラ」、電子メモ「ブギーボード」などの製品が挙げられる。共通するのは、使う側に立った、ちょっとしたアイデアを形にした製品ということだ。

こうした製品が生み出される背景には「。『こんなモノがほしいな』というものを企画して、それが面白いとなったら、どんどん開発していける当社の風土がある」(渡部)という。

「こんなことで困っている、こんなものがほしい。でも、市場にはない。だったら、自分たちで作ってしまおう」。これがキングジム流の新商品開発のようだ。これが市場に受け入れられる理由になっているのだろう。実際、「めざましイヤホン」は4月に発売したばかりと日は浅いが評判は良く、販売も好調だという。


キングジム
http://www.kingjim.co.jp/


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