シニア世代1,000人に聞く、SNSの利用状況!-マクロミル

株式会社マクロミルは、旬な情報や話題のネタについてアンケートを行い、ニュースレター「HoNote通信」として調査結果を配信。
vol.141の調査テーマとして「シニア世代のSNS利用」を取り上げ、シニア世代はどのくらいの人が、どのような目的で、SNSを利用しているのか。
Facebook、Twitter、Instagram、LINEという4つのSNSについて、全国60~79歳の男女1,000人に調査を実施した。

 

 

・シニア世代の2人に1人がSNSを利用。利用率は、「LINE」41%、「Facebook」25%、「Twitter」15%、「Instagram」10%
・LINEユーザー、半数が「家族の勧め」で利用開始。家族間のコミュニケーションツールとして人気?
・発信・閲覧ともに、頻度が高いLINE。その他SNSは、閲覧メインが多数
・Facebookは「仲の良い友達とのコミュニケーション」、Twitterは「暇つぶし」や「ニュースや話題」、Instagramは「写真の投稿・閲覧」を目的に利用される傾向あり
・”実際に会える友人・知人”を、SNS上で作りたいか?「作りたくない」5割、「どちらともいえない」も4割

※今回は日本国内においてユーザー数が多いFacebook、Twitter、Instagram、LINEの利用状況や意識ついて調査。LINEはメッセージアプリや通話アプリと分類されることがあるが、本節ではその利用の広がりを考慮してSNSに含めている。

 

■調査結果

【1】シニア世代の2人に1人がSNSを利用。利用率は、「LINE」41%、「Facebook」25%、「Twitter」15%、「Instagram」10%

シニア世代1,000人に、現在利用しているSNSを尋ねました。

「LINE」は41%、「Facebook」は25%、「Twitter」は15%、「Instagram」は10%、「その他SNS」は2%に利用されており、いずれかのSNSを利用している割合は52%でした。シニア世代のおよそ2人に1人がSNSを利用している、という状況。

 

【2】LINEユーザー、半数が「家族の勧め」で利用開始。家族間のコミュニケーションツールとして人気?

シニア世代のSNSユーザーは、どのようなことがきかっけでSNSを利用し始めたのでしょうか。

結果をみると、どのSNSでも比較的多かった回答は、「友人・知人などに勧められて」でした。特徴的だったのは、“LINE”を使い始めたきっかけで、「家族に勧められて」が54%にのぼっています。今回聴取した他のSNSは、どちらかといえば“投稿・閲覧型”であるのに対し、LINEは“メッセージの送受信型”といえ、“離れて暮らす親子の連絡手段”、あるいは“シニアと孫とのコミュニケーション”など、家族間のコミュニケーションツールとして利用されている様子が推測されます。

 

【3】発信・閲覧ともに、頻度が高いLINE。その他SNSは、閲覧メインが多数

次に、 “投稿(発信)”や“閲覧”の頻度を示したのが以下の図です。

まず“投稿(発信)”の結果をみます。「毎日」の割合は、LINEが34%であるのに対し、Facebook、Twitter、Instagramは13〜16%で、LINEの半数程度であることがわかります。また、Facebook、Twitter、Instagramは「月に1日以下(閲覧のみを含む)」の割合がおよそ半数であった。

“閲覧”の頻度は、Facebook、Twitter、Instagramともに4割以上の人が毎日行っており、シニア世代では”閲覧”をメインに楽しむ人が多いことがうかがえる。

 

【4】Facebookは「仲の良い友達とのコミュニケーション」、Twitterは「暇つぶし」や「ニュースや話題」、Instagramは「写真の投稿・閲覧」を目的に利用される傾向あり

“投稿・閲覧型”の特徴が見えてきたFacebook、Twitter、Instagramユーザーに、「投稿」や「閲覧」をする理由を尋ねた。

まずは“投稿”の理由。Facebookは、「仲の良い友達とのコミュニケーション、近況を知りたい・伝えたい」などが上位を占めた。Twitterは上位の理由でもスコアが10%台と多様な利用がなされていそうですが、「暇つぶし」で投稿する人が比較的多いようである。Instagramは、サービスの特性もあってか、「写真を投稿したい」33%が圧倒的な理由で、2番目の「楽しい」17%も他2つのSNSにはない理由に。

次に“閲覧”の理由。Facebookは、「仲の良い友達の近況が知りたい」36%が最多で、2番目以降とスコア差が大きいことからメインの理由と伺える。Twitterは「ニュースや話題をチェックしたい」が30%で最多で、トレンドチェックの目的が大きいようである。Instagramは「写真を閲覧したい」37%が圧倒的に多い結果で、投稿理由と同様に“写真”がメインの理由に。

 

●投稿理由
ベース:Facebook、Twitter、Instagramへの投稿者

○Facebook投稿者(n=176)
仲の良い友達とのコミュニケーション  31.3%
仲の良い友達の近況を知りたい     29.0%
仲の良い友達へ近況を伝えたい     23.3%
写真を投稿したい           19.3%
暇つぶし               18.8%

○Twitter投稿者(n=109)
暇つぶし               17.4%
ニュースや話題をチェックしたい    14.7%
仲の良い友達とのコミュニケーション  13.8%
SNS上の知人とのコミュニケーション  12.8%
お店や企業の情報を得たい       12.8%

○Instagram投稿者(n=66)
写真を投稿したい           33.3%
楽しい                16.7%
お店や企業の情報を得たい       15.2%
ニュースや話題をチェックしたい    13.6%
仲の良い友達の近況を知りたい     10.6%

●閲覧理由
ベース:Facebook、Twitter、Instagramの閲覧者

○Facebook閲覧者(n=248)
仲の良い友達の近況を知りたい     36.3%
仲の良い友達とのコミュニケーション  17.7%
暇つぶし               17.7%
写真を閲覧したい           16.1%
SNS上の知人の近況を知りたい     16.1%

○Twitter閲覧者(n=145)
ニュースや話題をチェックしたい    29.7%
暇つぶし               21.4%
ニュースや話題を人に共有したい    12.4%
仲の良い友達の近況を知りたい     11.0%
SNS上の知人の近況を知りたい     11.0%

○Instagram閲覧者(n=95)
写真を閲覧したい           36.8%
暇つぶし               17.9%
仲の良い友達の近況を知りたい     15.8%
楽しいから              14.7%
動画を閲覧したい           13.7%
家族の近況を知りたい         13.7%

 

【5】 ”実際に会える友人・知人”を、SNS上で作りたいか?「作りたくない」5割、「どちらともいえない」も4割

SNSは、今までに出会ったことがない人とインターネットを介して知り合えることも特徴の1つです。若い年代を中心に、SNSで知り合った人とリアルな友達になることも多いようだが、シニア世代のSNSユーザーの中でもそういったケースはあるのであろうか。いずれかのSNSを利用している人に尋ねると、実際に会ったことが「ある」という人は11%。そして、そうした友人・知人を今後作りたいかという問いには、「作りたい」はわずか5%と消極的で、「作りたくない」が53%と半数を超えました。なお、「どちらともいえない」42%という回答も多く見られた。

 

「作りたくない」 の理由では、SNS上でのコミュニケーションそのものに対して心理的障壁があり、新たな人脈を築くほどにはSNS自体を信用していないことがうかがえる。また、既存のコミュニティに満足している人も多く見受けられた。


▼調査概要
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国60~79歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法:平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付/合計1,000サンプル
調査期間:2018年7月5日(木)~2018年7月6日(金)

※本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
※百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合があります。


本レポートは、市場調査メディア ホノテ様の調査レポートの内容を元に作成しております。
ソース:https://honote.macromill.com/report/20180814/

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