国内M2M市場、2021年度は2000億円規模に エネルギーや流通分野がけん引 矢野経済調査

  • 2017/4/13
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2017/04/13

矢野経済研究所は、国内のM2M(Machine to Machine、機器間通信)市場の調査結果を発表した。調査によると、2015年度の市場規模は事業者売上高ベースで1610億円。2016年度は事業者やMVNO(仮想移動体通信事業者)のビジネス拡大や中堅企業の利用促進を背景に前年度比106.2%の1710億円、2021年度には2000億円に拡大すると予測している。

国内M2M市場規模の予測

国内M2M市場規模の予測

調査によると、2015年度末の国内M2Mの累計回線数は1690万回線だった。分野別ではエネルギー関連が480万回線(構成比28.4%)と最多で、設備・機器監視(同22.5%)、流通・物流関連(同20.1%)と続いた。

 

矢野経済研究所ではエネルギー分野は、スマートメーターやHEMS(住宅エネルギー管理システム)関連の需要が市場をけん引。設備・機器監視では、工場設備や生産機械の遠隔モニタリングや保全・メンテナンスで、ここ1~2年は需要が拡大していると分析している。

同社では、今後もエネルギー関連が引き続き需要を引っ張ると見ている。加えて、工場設備や生産機械で、遠隔モニタリングなどの設備・機器監視や決済関連の更新需要などの発生が見込まれる流通・物流関連の需要拡大が続くと見ている。これを受け、同社では、2021年度の市場規模は、2000億円になると予測している。

調査は国内外のIT事業者、SIer、通信事業者、MVNO、プラットフォーム・ベンダー、ユーザー企業などを対象に実施。期間は2016年12月~2017年3月。専門研究員による直接面談、電話やメールでのヒアリング、文献調査の併用で行った。

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