【情シス講座】今、「情シス」に求められるスキルとは?

2018/06/18

過去の記事にて、今、「攻めの情シス」に注目が集まっていることを紹介しました。
しかし、“そうか”と言っても、従来の仕事と180度異なるビジネス貢献にすぐ対応できるとは言えません。では今、情シスに求められる考え方やスキルはどんなものなのでしょうか? 攻めの情シスに必要なマインドとスキルを見ていきましょう。

 

【マインドセット】攻めの情シスに必要な3つの姿勢

【姿勢①】変化に柔軟に対応する気持ちを持とう

現代は大きな変化を伴う時代です。この10年を振り返ってもスマホの爆発的な普及は、私たちの生活をがらりと一変させました。また、これからの時代を見据えてもAIは多くの雇用スタイルを激変させるといわれています。

ここからわかるように、テクノロジーの波を受け、仕事も常に変わっていくことは明らかです。仕事は変化するもの、としてそこに順応していくことが求められます。既存の知識やスキルで淡々と仕事をこなすのではなく、自分自身も変化し成長していくという前向きな姿勢が大切です。

 

【姿勢②】コミュニケーション能力を磨こう

攻めの情シスには、高いコミュニケーション能力が求められます。ここでのコミュニケーションとは、会話をそつなくこなすだけではなく、意見の齟齬が生じた場合でも最終的に相手に理解してもらえる提案力または折衝力も含みます。

システムの構築や保守をメインにしている場合、他部署との関わり合いは少ないと思います。しかし、攻めの情シスはさまざまな人と接する機会が発生します。コミュニケーション能力を磨く近道はありませんが、人が何を考えどう行動しているのかを考えながら、着実に能力を高めていきましょう。

 

【姿勢③】アクティブな発想力と行動力を持とう

従来、情シスの仕事の多くは、課題が発生したら対応という受動的なスタイルでした。しかし、攻めの情シスでは能動的な仕事が求められます。自ら課題を見つけクリアできる方法を考える。このようなアクティブな発想力と行動力が求められます。率先して自ら動くという意識を持つようにしましょう。

 

【スキルセット】攻めの情シスに必要な3つのスキル

【スキル①】俯瞰力と洞察力、そして実践知

攻めの情シスのミッションは、まずビジネスに直結する提案です。そのためには、他部署ほか、「全社的な課題の把握・検証」が欠かせません。つまり要素ではなく全体を俯瞰し、「これから必要になること」への洞察が強く求められます。これは経営視点を持つことだともいえます。ITの専門的知識だけではなく、幅広いことがらや話題に目を向け、貪欲に学んでいくことが大切です。

また、攻めの情シスは他部署への提案とともに、協働でプロジェクトを進めていく機会も多く発生すると考えられます。ことのとき、必要になるのが「実践知」です。既存のルールに則るばかりではなく、「今この場」に必要なことを的確に判断し行うための能力であり、考え方が違う部署とのプロジェクトを成功に導くために重要になります。ITコーディネータ協会は、実践知を「意識知」「行動知」「専門知」からなる「実戦能力」だとしています。

 

【スキル②】プレゼン能力

よい提案でも、相手に伝わらなければ意味がありません。そこで必要になるのがプレゼン能力です。では、能力を高めるためにはどうすればよいのでしょうか?

書店に足を運んでも検索しても、プレゼンにまつわるたくさんの情報があり、“何をどうすればよいのか?”と迷ってしまう人も多いと思います。しかし、プレゼンに求められることはきわめてシンプルです。それは「わかりやすさ」にほかなりません。そして、「わかりやすく伝える」を突き詰めていくと、「簡潔な内容であること」が重要です。開発・保守など専門的な仕事だと、ついつい専門用語など難しい言葉を使ってしまいがち。しかし、情シス以外の部署の人がその言葉を理解しているわけではありません。まして、プレゼンは時間も内容も限られている場。短い時間少ない内容で、必要なことを伝えるためには、誰もが即座に理解できる言葉を使った説明が重要なのです。

 

【スキル③】スピーディな行動を実現する学び

所属会社に関係なく、ビジネス課題を解決するアイデアの共有や創出を行える「アイデアソン」やスキルやアイデアを共有して磨く「ハッカソン」というイベントがあります。社内だけでの活動はときに煮詰まりがちです。アイデアソンやハッカソンへの参加はそんなときの大きなメリットになります。

また、これらのイベントで自分の知識やスキルをアップデートしておくことは、スピーディかつ質のよい提案にもつながります。例えば、文章や写真だけであたらしいアプリの提案をするよりも、プロトタイプを見せた方が相手を納得させやすいのは明らかです。提案もプロジェクトも、現在ではスピードが欠かせません。そして、そのスピードを支えるのが日ごろのアップデートなのです。

 

 

【執筆:編集Gp 坂本 嶺】

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