KDDI(au)夏モデル第2弾を発表 杉良太郎、眞鍋かをりも登場!

2016/07/29

KDDI(au)は28日、2016年夏モデル第2弾として、シニア層をターゲットにしたスマートフォン(スマホ)と従来型の携帯電話の2機種を7月30日から順次発売すると発表した。

スマホの「BASIO2」は、「使いやすさ」や「簡単」といったコンセプトを前面に打ち出しており、8月5日より販売を開始する。「BASIO2」は、2015年2月に発売開始した「BASIO」の後継機。本体の製造は、これまでの京セラからシャープにメーカーが変わった。

スマートフォン「BASIO2」

スマートフォン「BASIO2」

従来機の使いやすさをさらに追及した仕様が特徴。文字を大きくしたり画面を見やすくしたりするのはもとより、カメラの使い勝手を大きく改善した。具体的には、本体背面にあるカメラカバーをスライドして開ければカメラアプリが自動起動する。カメラアプリのアイコンをタップして起動させる手間を省いた。

シャッターボタンは画面をタップするのではなく、本体脇に専用ボタンを装備する。これにより、「高齢者の多くが操作に慣れているデジカメのように扱える」(山下明子・商品・CS統括総本部プロダクト企画本部プロダクト企画部端末戦略グループリーダー)という。

文字の入力を支援する「文字入力アシスト機能」も追加した。これは文字を入力中、操作方法が分からなくなった時に表示されるガイド機能。改行したり濁点を入れたりする時、操作が分からずに入力を止めてしまうという高齢者は少なくない。そんな時、入力作業が4秒ほど途切れると自動でガイドが表示される。

山下明子・商品・CS統括総本部プロダクト企画本部プロダクト企画部端末戦略グループリーダー

山下明子・商品・CS統括総本部プロダクト企画本部プロダクト企画部端末戦略グループリーダー

「メールやSNSを使って子や孫とコミュニケーションを図りたいという親世代が、円滑に連絡できるよう配慮した」(山本グループリーダー)のが狙いという。文字入力中につまずきそうなケースを独自に洗い出し、必要に応じてガイドが表示されるようになる。文字入力アシスト機能は手動でオフにできるが「文字入力に慣れ、スムーズに操作できるようになってくるとガイドは表示されなくなる」(同)という。

声の聞き取りやすさも改善した。auが提供する「AQUOS SERIE mini SHV31」より音圧を1.5倍高くしたレシーバーを搭載することで、「高齢者が聞き取りにくい高音域をカバーした」(同)。周囲の雑音を遮断する「ノイズキャンセラー」や、話し相手の声をゆっくり再生する「スロートーク」などの機能も備える。

そのほかにも防水や防塵対策を施した。ディスプレーには「Corning Gorilla Glass 4」と呼ぶ強化ガラスを採用。ガラスの強度を高めるとともに傷を付きにくくした。また「Google Play」に対応することで、アプリを自由にインストールできる。子や孫が使っているアプリを親世代も共有できる環境に配慮。アプリをインストールできないという制限をなくした。

音質にこだわったガラケーも投入

同時に従来型の携帯電話「かんたんケータイ」も発表した。「BASIO2」同様、高齢者をターゲットにした製品で、2012年に発売開始した「簡単ケータイ K012」を約4年ぶりにリニューアルした。

ガラケーの「簡単ケータイ K012」

ガラケーの「簡単ケータイ K012」

新端末では話し相手の声を聞き取りやすくする工夫を施した。auが提供するサービス「au VoLTE」により、対応する音声周波数帯を拡大。高音域帯をカバーすることでクリアな音声通話が可能となった。「SMART SONIC RECEIVER(スマートソニックレシーバー)」と呼ぶ独自機能も装備する。ディスプレー部を振動させて声を届ける仕組みを採用することで、聞こえにくさを払拭した。そのほか、通話中の音質を「やわらかく」「はっきりと」「おさえめに」などに切り替えられる「聞こえ調整」機能も備える。

カメラの機能も強化した。約800万画素のカメラを装備するほか、手振れによる写真のブレを抑える「手ブレ補正」機能を追加。被写体の顔を認識する「顔検出」機能により、顔に合わせてピントと露出を自動で調整することもできる。撮影する際、レンズが指などで隠れているとアラートで知らせるユニークな機能も装備した。

防水・防塵対策は従来機「簡単ケータイ K012」よりも、さらに強化。防水性能は「IPX8」、防塵性能は「IP5X」にそれぞれ準拠する。加えて、耐衝撃対策を新たに施しており、落としても壊れにくいという。

ディスプレーは、高齢者が見やすいようにコントラストを引き上げた。これにより、「白内障で物がかすんだりぼやけたり見える人でも文字や画像を確認しやすい」(山下グループリーダー)という。文字や時計、電池残量や電波強度を示すアイコンなども見やすくするため大きくした。

価値創出に向けてサービスを強化

KDDIはユーザーの声を活用し、新製品やサービス改善などに役立てている。2015年に発足した「お客さま体験価値向上プロジェクト」では、KDDIの従業員や販売店のスタッフが共同で業務の課題を洗い出し、店舗のサービス改善などに活かしている。

2013年に開始した「auスマートサポート」は、有料サービスながら2016年6月現在、会員数は3万6000人に及ぶ。KDDIでは、そこで得られた顧客の不満や期待をどのような改善策として実行すればよいかを思案しているという。

菅隆志・執行役員 コンシューマ事業本部コンシューマ営業本部長兼コンシューママーケティング本部長

菅隆志・執行役員 コンシューマ事業本部コンシューマ営業本部長兼コンシューママーケティング本部長

そして「顧客の声に耳を傾ける体制づくりを推進してきたことで、顧客の期待に応えられるようにしてきた。今後は、顧客の期待を上回る価値を提供できるようにしたい。そのためには顧客の満足度を高め、“感動”を与えられる水準までサービスを強化していきたい」(菅隆志・執行役員 コンシューマ事業本部 コンシューマ営業本部長 兼 コンシューママーケティング本部長)という。

発表会にはゲストとして俳優の杉良太郎さんと、タレントの眞鍋かをりさんも登場した。

ゲストで登場した杉良太郎さんと眞鍋かをりさん

ゲストで登場した杉良太郎さんと眞鍋かをりさん

杉さんは「自分は古い人間。スマホはまったく使ったことがない」と断言していたが、「BASIO2」を操作しているうちに「画面が明るくてみやすい。メールやカメラなども分かりやすくて使いやすそう」と興味を持ち始めていた。自らカメラを起動し、報道陣や同席した真鍋さんを撮影する一幕もあった。

スマホ初体験という杉さんはカメラ機能を使って眞鍋さんとのツーショットも撮影

スマホ初体験という杉さんはカメラ機能を使って眞鍋さんとのツーショットも撮影

眞鍋さんも「BASIO2」を手にとり、使いやすさを体験した。「自分の親世代でも十分使えそうで便利。親世代と子世代の距離を縮めるためのコミュニケーションツールとして多くの人に使ってもらいたい」と強調した。

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