Microsoft Azure で機会損失を回避

  • 2015/10/26
  • Microsoft Azure で機会損失を回避 はコメントを受け付けていません。
2015/10/26

Webサイトの突発的なトラフィック増に備える

今回は、Microsoft Azure で提供されている Azure App Serviceのうち、Web Apps 機能について取り上げてみたいと思います。

 

Microsoft Azure 上で言う Web Apps 機能は、特定のアプリケーションを指す言葉ではなく、Microsoft Azure 上のサービスのひとつで、ざっくり言うと、超高機能なレンタルサーバーサービスをイメージ頂くと良いと思います。

 

突然ですが、こんな経験は無いでしょうか?

 

新製品や商品化された独創的なアイデアを紹介するテレビ番組を見て興味が湧いたため、会社名を検索してホームページを眺めようとしたが、散々待たされた後にエラー表示が・・・

これは、とてつもない機会損失であることは容易に想像できると思います。

店舗であれば、特売の広告を打った日に、入口を開け忘れていたり、注文電話が鳴り響いているのに、対応するスタッフが誰も居なかったり、といった事に匹敵すると思います。

 

会社名やサービスをメモして、時間や日を改めて検索してくれる人は僅かで、大半の人は社名すら忘れてしまうことでしょう。

 

自動スケール機能

Microsoft Azure をはじめとする、クラウドサービスがもつ大きな特徴のひとつに、自動スケール機能があります。

自前でサーバーを用意する場合、トラフィックやユーザー数、サービス内容を元に、十分な回線やハードウェア選定を行う必要があります。

 

一般的なレンタルサーバーサービスの場合は、主に共有/占有などのマシンの使用方法や、ディスク容量などでいくつかのプランに分かれているかと思います。もちろん、平常時に運用する場合は、それでも全く問題は無いと思います。

 

しかし、Webプロモーションやモバイルコンテンツ、ソーシャル活用など、Webサイトに大きな比重がおかれる今日、ある日突然、自社製品やサービスに注目が集まることもあるかと思います。

 

そのような時にも、常に安定的にサイトが稼働し、来訪したお客様に適切に商品紹介やサービス提供を行いたいところですが、レンタルサーバーサービスの場合は、柔軟なプラン変更には対応しておらず、別プランの新規契約を行いデータ移行の作業が必要だったりします。

そこで Microsoft Azure の自動スケール機能を使う事で、日中と夜間や週末、特定の期間などのスケジュールに従って、閾値を超えた場合に自動的に性能をアップさせる事が可能です。

 

これにより、より多くのトラフィックを処理できるようになり、結果的に来訪したお客様に快適にサービスを提供する事が可能となります。

 

もちろん、ピークが過ぎて閾値を下回れば、また元の性能に自動的に戻ります。そのため、オーバースペックを維持して余計なコストがかかる事はありません。

これを応用する事で、テレビなどで自社製品が紹介されるなど突発的なトラフィックに対応する事はもちろん、キャンペーンや特売セールなど時限的なトラフィック増にも柔軟に対応ができ、機会損失を限りなく回避する事が可能です。

CMSのサポート

また、Microsoft Azure は、スタティックなWebサイトはもちろんですが、WordPress Joomla など、著名なCMSにも標準対応しており、これらのソフトウェアは、管理ポータル内のギャラリーから選択するだけの、数クリックで展開可能です。

インストールのための手間をかけず、簡単な操作で展開出来るため、トラフィックのシミュレーションが充分にできず至急立ち上げが必要になったサイトや、期間限定でコストをかけずに立ち上げたいサイトなどにも、非常に簡単に対応することが可能です。

使い慣れた言語を使用可能

マイクロソフトがホストしているWebサービスなので、マイクロソフトソリューションがベースとなり、それらの使用が必須と考えている方々もいらっしゃるようです。

 

しかし、Web Apps 機能を利用するのに、マイクロソフトソリューションは必須ではありません。JavaPHPなど、現在のWebサーバーにて使用している言語や、一般的な開発言語を用いて運用する事が可能ですので、Microsoft Azure を使用するために、1から言語を習得したり、大がかりな移植作業をおこなったりする必要はありません。

Visual Studio を用いて、本格的なWeb開発

日頃から、Visual Studio による開発を行っているのであれば、Webサイトもそのまま Visual Studio を用いて、開発を行うことで、Microsoft Azure とのシームレスな連携を体験することが出来ると思います。

規模の大きなWebサイトでは、Visual Studio によるソース管理やGitHubTFSTeam Foundation Server / Service)などを活用する事で、継続的な開発や更新を行う場合に、さらに効果を発揮することと思います。

まとめ

Webサイトを自社サーバーで運用している場合、あらかじめ設計を行い、ハードウェア性能からストレージ容量、回線までを決定する必要があります。またレンタルサーバーサービスであっても、ストレージ容量などからプランを選定する必要があります。

しかし、Microsoft Azure を活用することで、まずはスモールスタートにてサービスを立ち上げて、必要に応じて性能をアップしたり、ストレージやデータベースを増やしたりすることができます。

 

いままで、設計から機材調達、サービスインまで数ヶ月かかっていた工程が、Microsoft Azure であれば数分で完了できる事も、大きなメリットかと思います。

 

Microsoft Azure の自動スケール機能を用いて、性能およびコストの最適化を図り、是非とも機会損失の回避やトラフィック増に備えて貰えればと思います。

関連記事

新着記事

  1. 2018/05/25 リリースから早5年。Office365を利用するユーザー企業からも、成功…
  2. 2018/05/23 時代のクラウド移行の流れもあり、Office365を導入する企業が増えて…

おすすめ記事

  1. クラウド選びに悩む、そんなとき 今やたくさんのサービスが存在するパブリッククラウド。いろいろ検…
  2. 2019年を境に、IT業界は深刻な人手不足に突入します もう、20年も前のこと。「2000年問…

登録されているプレスリリースはございません。

ページ上部へ戻る