【情シス四方山話】さくっと、世界シェアを見てみよう!

情シスに関係するであろう諸情報をお届けする「情シス四方山話(よもやまばなし)」。今回は”世界シェア”についてご紹介します。
世界はどう動いているのか? 日本で有名なあの企業は果たして世界では? はたまた、自分のスマホのメーカーは世界でどのくらいシェアを持っているのか? そんな素朴な疑問が今回のテーマ。ITに関連する世界シェアを、一緒に覗いていきましょう!

 

【肩の力を抜いて】どんな国のどんな企業が世界シェアを占めているのか知りたい

さて、今回は情シスの仕事にはあまり関係のない話題。先日、日経新聞が発表した『ひと目でわかる世界シェア 市場争奪の構図(https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/share-ranking/#/year/latest/chart-cards)』がとてもおもしろかったので、共有したいなと思いキーボードを叩いてみました。

とはいっても、71種類ある市場とシェアをただ列挙するだけじゃつまらない。そこで、情シスに関連のあるスマホやデバイスなどのIT関連市場を紹介することにします。

 

【スマートフォンOS】これは当然か? 2社のみでシェア99.9%

まずは、「スマートフォンOS」から。スマートフォンOSといえば、思い浮かぶのが、Appleの「iOS」とGoogle「Android」。はい、世界シェアもその通り。Androidが85.1%、iOSが14.8%で99.9%です。他OSが付け入る隙はありません。

でも、個人的にはもっとiOSのパーセンテージがありそうな気がします。さて、どうなのか?

ということで、「スマホOSの国内シェア」を調べてみると、Android55,8%、iOS42,9%。世界シェアに反して、僅差でした。ただ、昨今までは、iOSが6割を占めていたという話も耳にするので、そこから考えれば日本でもAndroidがシェアを伸ばしているのかも。ちなみに、この結果はAndroid vs iOSのシェアを調査しているユニークなサイト「KANTAR WORLDPANEL(https://www.kantarworldpanel.com/global/smartphone-os-market-share/)」を参考にしました。主要国のシェアが見られるので面白いですよ。

 

【スマートフォン】アジア2強がトップ3にランクイン!

ナンバー1は「サムスン電子」、ナンバー2は「Apple」、ナンバー3は「ファーウェイ」です。サムソン電子は「Galaxyシリーズ」で知られますが、Appleの14.7%に対し、21.6%と差を付けて1位になっています。

でも、このスマートフォン市場は、正直、乱世の感。中国では、サムスンがそもそもシェア競争から外れているというし、インドでは世界シェアにランクインしていない中国のシャオミがサムスンに迫る勢いを見せているとか。いつの間にか、ランキングがまったく違うものになっている可能性も考えられます。

 

【パソコン】世界ではHP、日本ではレノボ

近年で総じて減少傾向にあるPCの出荷台数。とはいえども、ビジネスにはまだまだ欠かせないPC。世界シェア1位は「HP」で22.7%、2位は「レノボ・グループ」で21.1%、3位は「
デル」で16.1%です。

ちなみに国内シェアは、MM総研の「2017年国内パソコン出荷概要(https://www.m2ri.jp/news/detail.html?id=293)」をみると、「NECレノボ」が25.9%で首位。そのあとに、17.9%の「富士通」、13.7%の「日本HP」が続きます。Win7のサポート終了まで2年を切り、買い替えによる需要拡大が予想されますが、シェアは果たしてどうなるか?

 

【タブレット】今後も文教市場の争奪戦か?

タブレットといえばiPad。それは世界でも同様のようです。Appleが26.8%で首位。2位はサムソン電子の15.3%、3位はアマゾン・ドット・コムの10.2%です。

さて、タブレットってそもそもターゲットはどこなんでしょう? Appleが今年、教育市場向けに廉価版の9.7インチiPadを出したので、やはり文教市場でしょうか。ちなみに、国内の文教市場でのタブレットシェアトップは「ARROWS Tabシリーズ」の富士通クライアントコンピューティング、アメリカではChromebookのGoogleなのだとか。

【クラウドサービス】上位3社、緊迫の接戦

国内でクラウドというと、アマゾンのAWS、MicrosoftのAzureが二大巨頭として思い浮かびますが、世界ではIBMも入れたクラウド三銃士。シェアも10.5%、9.3%、8.9%と僅差です。とはいっても、このランキングにGoogleがインしていないのは、少し不思議な感じがします。

【セキュリティー対策ソフト】企業がひしめき合い、市場を形成

ノートンでおなじみの「シマンテック」が11.0%で首位。続いて、マカフィーは6.3%、IBMは5.9%です。上位3社のシェアは合計で23.2%。それぞれのシェアが高くないことから、さまざまな企業のセキュリティサービスがひしめき合っているのでしょう。

一方で、Windows標準のセキュリティー機能「Windows Defender」もWin10リリース以降大幅に強化。「Win10にはセキュリティー対策ソフト不要」という声もちらほら聞こえたりして、今後市場が変わる可能性もあるように思われます。

 

【おまけ】日本がランキングにいない、でも日本は確かにいる

ざっと、さまざまなIT関連の世界シェアを見てきましたが、気になることがひとつ。それは日本企業がいないこと。ほとんどがアメリカ、たまに韓国と中国。これは悲しい。でも、心配は無用です。他の市場に目を向ければ、日本が独占または健闘している市場はたくさんあります。それでは、最後に日本企業がランクインしている市場を紹介しましょう。

<日本企業が頭角を現している市場>
・「HDD」:東芝23.0% 世界3位
・「COMOSセンサー」:ソニー52.2% 世界1位
・「NAND型フラッシュメモリー」:東芝16.5% 世界2位
・「半導体製造装置」:東京エレクトロン14.1% 世界3位
・「リチウムイオン電池向け絶縁体」:旭化成16.7% 世界1位、東レ9.5% 世界3位
・「マイコン」:ルネサスエレクトロニクス19.9% 世界1位
・「中小型液晶パネル」:ジャパンディスプレイ20.0%、シャープ10.8% 世界3位
・「レンズ交換式カメラ」:キヤノン49.1% 世界1位、ニコン24.9% 世界2位、ソニー13.3% 世界3位
・「デジタルカメラ」:キヤノン43.4% 世界1位、ニコン25.7% 世界2位、ソニー20.0% 世界3位
・「液晶用ガラス」:AGC23.8% 世界2位、日本電気硝子17.8% 世界3位

・「自動二輪」:ホンダ35.1% 世界1位、ヤマハ発電機10.0% 世界3位
・「油圧ショベル」:日立建機・タタ日立・ディア日立13.0% 世界2位、コマツ12.0% 世界3位
・「産業車両」:豊田自動車19.0% 世界1位
・「ベアリング」:日本精工13.4% 世界3位
・「タイヤ」:ブリヂストン14.6% 世界1位
・「発電用大型タービン」:三菱日立パワーシステムズ16.0% 世界3位

・「ケチャップ」:カゴメ4.3% 世界3位
・「紙おむつ」:ユニ・チャーム7.7% 世界3位

 

【執筆:編集Gp 坂本 嶺】

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